神のはかりごとに引っかかる神
『イリアス』の今日読んだ箇所では、前回の記事で紹介したはかりごとが仕掛ける側の思惑どおりに進みます。引っかかった側の神は眠ってしまい、その間にほかの神の働きによって人間の世界の様子が変わります。
なんとも威厳のない神だと思います。人間の営みはこういう神々の影響下で不安定なものである、というような考え方なのでしょうか。
『イリアス』の上巻を読み終えました
上下2巻に分かれた『イリアス』の上巻を読み終えました。
ここまでのところ、登場人物になじみのない名前が多いことから難しい面もありますが、数人の中心的な人物は識別できるようになってきました。
一進一退の攻防が繰り広げられていて、おもしろく読めています。