3年目の世界文学全集への挑戦

40代既婚の男がふと思い立って世界文学全集に挑んでいます

本当の教師

『マリー・アントワネット』には、権力が奪われていく中でマリー・アントワネットが変わっていく様子が描かれています。 「不幸の中にあって初めて、自分の何者たるかが分ります」という手紙に書いた言葉が紹介されるとともに、マリー・アントワネットの最初…

抑圧された思いの爆発

『マリー・アントワネット』の今日読んだ箇所では、革命勢力によって王室の関係者がヴェルサイユからパリへの移動を余儀なくされます。命の危険からは辛くも逃れたといったような状態です。 民衆の側は残虐だととらえられるような行いをしています。押さえつ…

証拠集め

『マリー・アントワネット』の今日読んだ箇所では、マリー・アントワネットとその朋友として登場した男性との関係に関する文献が紹介されていました。 それらの文献に基づいて筆者が事実と信じることがどのようなことであるかが記されています。ほかの箇所に…

朋友

文庫で2冊に分かれた『マリー・アントワネット』の上巻を読み終えました。 革命についての動きが進む中でマリー・アントワネットからは人が離れていきます。一人だけ、そういう状態だからこそそばにいようとしてくれる男性がいたことが紹介されました。 おも…

バスティーユ監獄襲撃

『マリー・アントワネット』の記述が1789年7月14日のバスティーユ監獄襲撃まで進みました。 この襲撃そのものについては細かく触れられてはいませんが、その知らせを受けたときのルイ16世の様子が描かれています。それによると、大きなことが起こったとは受…

ネッケル、三部会

『マリー・アントワネット』の記述に、ネッケルという人物や三部会といった、かつてフランス革命に関する本を読んだときに出てきたように記憶している存在が登場してきました。 それを考えると、このあたりまでがフランス革命の関連で現在まで一度も知識を得…

ある判決がもたらしたもの

『マリー・アントワネット』の今日読んだ箇所で、頸飾り事件の判決が出ました。 この判決が当時のフランスの王権に対してどのような影響を及ぼしたかが記されていて、革命へとつながっていく物事の流れの中で重要な位置を占めることを知りました。マリー・ア…

利用される理由

『マリー・アントワネット』で頸飾り事件について読む前からそう呼ばれる事件があったことを知ってはいたものの何が起きたのかは知りませんでした。 マリー・アントワネットは直接この事件に関わってはいません。しかしながら、筆者は、マリー・アントワネッ…

頸飾り事件

『マリー・アントワネット』に描かれている、頸飾り事件に至る過程は驚くような内容です。 王妃の替え玉を使ったり、王妃の署名入りの偽の文書を作ったり、思い切った手によって詐欺師たちがある人物を思うように動かします。 行くところまで行って明るみに…

だます者とだまされる者

『マリー・アントワネット』を読み進め、頸飾り事件について詳しく記されている章に入りました。 ある詐欺師に人がどんどん欺かれていくのは不思議ではありますが、それだけもっともらしいことを言っていたのでしょうし、人々は無防備でだまされやすかったの…

喜劇の終わり

『マリー・アントワネット』を読み進め、筆者によると喜劇が終わって悲劇が始まるところまできました。 宿敵を捕らえるように働きかけたことが、物事の流れをもう戻ることがないようにしたようです。良く考えた上でのことではなく、感情に流されての行動とし…

宿敵

『マリー・アントワネット』の今日読んだ箇所で、マリー・アントワネットの宿敵のような人物について紹介されていました。 わけがあって親の代からこの人物とは敵対関係があったようです。世俗的に高い人気があったようで、厄介な相手です。 高位の聖職者が…

陰謀

『マリー・アントワネット』の今日読んだ箇所では、マリー・アントワネットが金銭のからむ陰謀に巻き込まれ始めているような記述がありました。名称は見たことのある、頸飾り事件というものであると思われます。 まだどんなことが起きたのかよくわかっていま…

『フィガロの結婚』

『マリー・アントワネット』の中で、『フィガロの結婚』の上演を巡る攻防の様子が紹介されていました。 貴族を風刺する、当時の体制にとって不都合な芝居が王の反対にもかかわらず上演されたことは、王の権威が落ちてきていることを示すできごとだったようで…

中傷

『マリー・アントワネット』によると、マリー・アントワネットはただ人気を失っただけでなく、中傷の対象になります。 当時使われたのは印刷物で、悪口を書いたパンフレットが印刷されていたようです。 マリー・アントワネットはそのことを知りながらも気に…

ピークアウト

マリー・アントワネットの人気は王太子を出産した頃が頂点だったらしく、そこから落ちていく様子が『マリー・アントワネット』に描かれています。 筆者によると行いを改めるチャンスはあったようですが、そのチャンスをつかむには知恵も自制心も不十分だった…

出産

『マリー・アントワネット』の今日読んだ箇所では、状況大きく変わってマリー・アントワネットが出産をします。 特に男子が産まれたときの祝賀ムードは、その後しばらくして起こることを少しも予感させないような描かれ方です。 出産のとき、何十人もの人が…

警告

『マリー・アントワネット』によると、兄からマリー・アントワネットに向けて書かれた文章が後の時代まで残っていたようです。 そこでは、口頭でよりもはっきりとマリー・アントワネットの行いが非難され、兄からの注意には厳しいものがあります。その中で、…

兄の助言

『マリー・アントワネット』で、兄であるオーストリアの皇帝がマリー・アントワネットを助けようとしていたことに関する記述を読みました。 助言をしようとするものの、強く言うことはしていないようです。直接ではなく手紙でだとはいえ強い調子で忠告をして…

新しいタイプの君主

『マリー・アントワネット』で、オーストリアの皇帝であるマリー・アントワネットの兄について少し詳しく記されている箇所を読みました。 庶民と触れ合ったり、使うものを質素にしたり、といったことで、新しい君主の姿を示していたようです。 浪費や放縦な…

9月末

2017年の4分の3が終わろうとしています。 この時期は、秋分の日が過ぎ、日に日に昼間が短くなっていく淋しい時期だと思いますが、そういうことに飲み込まれず、今年1年がどういう年であったかを決定づける時期として大事にしたいと考えます。特に今年は、大…

落とし穴

『マリー・アントワネット』に描かれている、マリー・アントワネットによる一部の人たちへのひいきは、良いことではないと思いますが、良いか悪いかだけの問題ではないようです。 ひいきされる人がいれば遠ざけられる人もいて、その遠ざけられる人にとっては…

お友達

『マリー・アントワネット』の今日読んだ箇所では、マリー・アントワネットの女友達との関わりが紹介されていました。 王妃と近くなった貧しい貴族の一族に政府の役職が与えられたり、公的なお金が流れたり、といったことが描かれています。 そついうことが…

取り巻き

『マリー・アントワネット』の今日読んだ箇所では、マリー・アントワネットの取り巻きにどういう人たちがいたかが記されていました。 儀式ばったものを捨ててとにかく楽しむことを求めたために、一緒におもしろおかしく過ごしてくれる人をそばに置きたがった…

ルソー

『マリー・アントワネット』を読む中で、本人が登場するわけではありませんが、ルソーについての言及がありました。 その思想に少し触れながら、ルソー自身は極悪人であったというようなことが書かれていました。それを知らなかったので興味を持って、少し調…

享楽

『マリー・アントワネット』で、マリー・アントワネットの浪費や享楽の様子を読みました。民衆から敵視されておかしくないことをしている様子が描かれています。 平和な時代ならばおもしろがられるだけですむかもしれませんが、この時代のフランスではそうい…

新たな実力者

『マリー・アントワネット』によると、ルイ16世が即位する前の時代の実力者は王の側室だったようですが、ルイ16世の時代にはマリー・アントワネットの服を仕立てる人物だったとされています。 政治は軽んじられ、服飾に大きな注意が向けられていたようです。…

時代を象徴する人物

『マリー・アントワネット』を読んでいると、マリー・アントワネットが軽佻浮薄であることが繰り返し述べられているように思います。 しかしながら、彼女がそのような人物であったことは彼女だけに問題があったことではなさそうです。そういう王妃を生み出す…

尊敬されない王

『マリー・アントワネット』によると、ルイ16世は妃であるマリー・アントワネットの尊敬を受けることができていなかったようです。 妻から尊敬されなければ、王として国民の尊敬を受けることもできないと思います。ルイ16世が尊敬しやすい人でなかったことも…

楽しみの目的化

『マリー・アントワネット』の記述は、ルイ16世から再びマリー・アントワネットが中心になります。 考えることを好まず、楽しみを求めて常に動いており、落ち着きがなかったり、思慮に欠けていたりするようです。楽しみはもちろん役に立ちますが、それが目的…