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世界文学全集への挑戦、2年目に突入

40代既婚の男がふと思い立って世界文学全集に挑んでいます

大天使様

今日は、『白鯨』の主人公が乗っている捕鯨船が別の捕鯨船に遭遇する場面を読みました。 遭遇した相手の捕鯨船には、自らを大天使ガブリエルであると称する狂信者が乗っています。同乗者たちを惑わして、船の中で大きな影響力を持つようになりました。まわり…

鯨が見てきたもの

『白鯨』の今日読んだ箇所に、ある登場人物が鯨の死骸に話しかける場面がありました。 海の底深くまで潜るので、人間には見ることのできない世界を鯨が見てきただろう、というようなことを言っています。たとえば、海難事故で命を失った人を海の底で見ただろ…

鯨の肉を食べることに関する意見

『白鯨』のある登場人物が鯨の肉を食べる場面に、鯨の肉を食べること一般についての記述が続いています。 米国でも捕鯨が行われていた、この作品の書かれた時代にも、人によっては鯨の肉を食べることを厭わしいと思っていたようです。その理由として、鯨の脂…

鯨肉のステーキ

『白鯨』の今日読んだ箇所では、直前の鯨を捕える場面で中心的な役割を果たした乗組員の幹部の一人が、捕獲した鯨の肉をステーキとして食べる様子が描かれています。 捕鯨船が鯨の死骸を引っ張りながら移動していく中で、まわりにサメが集まってきて、その鯨…

鯨を捕える場面

『白鯨』の今日読んだ箇所では、初めて鯨を捕えるところが描かれていました。主人公は捕鯨船に乗るのが初めてであることから、主人公にとっても初めての経験です。 捕鯨船の人たちの側からすれば、とても強力な相手であるだけに、有効な攻撃を少ししたぐらい…

『白鯨』の今日読んだ箇所で、鯨索(げいさく)という捕鯨のための道具が紹介されていました。 「検索」とか「捜索」という言葉に含まれているため、「索」という字があることは知っていましたが、この字に「つな」という意味があるとは知りませんでした。 …

ヤリイカ

『白鯨』の主人公たちが乗った捕鯨船は、大きなヤリイカと遭遇しました。 その中で、伝説の巨獣であるクラーケンについて言及されていました。数十年前に遊んだロールプレイングゲームにクラーケンという敵が出てきたように思います。大きいイカの絵だったと…

九天の高き

『白鯨』を読み進め、鯨の絵に続いて鯨の彫刻について述べられている箇所を読みました。 次に空の鯨座についての話が続きます。その「鯨」に駕し、九天の高きに舞い上がりたい、と記されているところから強い思いを感じました。それまでは鯨についての記述が…

鯨の絵

2巻に分かれている『白鯨』の下巻を読み始めました。 主人公が見てきた鯨の絵について、正しく描かれているものがないと批評しています。死んで陸にいる鯨の姿は生きている鯨とは違うということで、捕鯨に出かけなければ鯨の本当の姿を知ることはできない、…

内乱

『白鯨』の今日読んだ箇所では、主人公が乗っているのとは異なる捕鯨船でのできごとについて記されています。 内乱のようなことが起きています。軍隊であれば、上官の命令に逆らえば命まで危ういのではないかと思いますが、民間の業務であるだけに、そこまで…

リマでの会話

文庫で上下2巻に分かれている『白鯨』の上巻が終わりに近づいてきました。 上巻の最後の章を読んでいますが、この章は、主人公が聞いたほかの捕鯨船についての話を別の人たちに話しているという記述になっています。話をしているのはリマだそうで、スペイン…

ガム(洋上交歓)

『白鯨』の今日読んだ箇所では、捕鯨船の航海中のガム(gam)という習慣が紹介されていました。 捕鯨船同士が洋上で互いに相手を近くに認めたときに交流を行うことを指しているようで、数年にわたる航海をしている者同士として、情報交換ができますし、同じ…

追いつけない存在

『白鯨』の今日読んだ箇所では、汐を吹いているのを見つけて追いかけても追いつくことのできない鯨の存在が描かれています。 それを見つけたと言う人物だけでなく、ほかの人たちも同じく見ているようですので、嘘でも勘違いでもなさそうですが、何回か現れて…

驚いても圧倒されない強さ

『白鯨』の主人公は、初めて捕鯨船に乗っていて、鯨を追うために使うボートに乗り換え、とても危険な目に遭います。 その経験とまわりの乗組員たちの態度に驚いたのは当然として、捕鯨船に乗るならば必然的にぶつかるというわけではないような驚きも経験しま…

鯨漁

船長が復讐を目指している白鯨はまだ登場しませんが、ほかの鯨の漁をしようとする様子が、『白鯨』の今日読んだ箇所に描かれています。 複数の組に分かれて漁をしますが、組のリーダーを務めている航海士たちはそれぞれ個性的です。 鯨漁がどのようなもので…

偶然と自由意志と必然

『白鯨』で、主人公が友人と一緒になわで織物を作りながら考えたことを読みました。 規則正しく動いているものに自分が手を加え、さらに友人のランダムな動きが加わることで、できる織物が違う作りになっていたようです。それを見た主人公の考えたことは、偶…

鯨のいる場所

『白鯨』の今日読んだ箇所では、鯨のいる場所についての説明がされていました。 鯨は、太平洋、大西洋、インド洋をまたにかけて非常に広い範囲を泳ぎ回っているようですが、それでも、人間は同じ鯨と別れた後で再会することがあるということです。 それを伝…

夜半直

『白鯨』の今日読んだ箇所には、深夜の当直の場面がありました。 出てきた「夜半直」という言葉がわからなかったので調べてみたところ、middle watchの略で、0時から4時までの当直のことをいうようです。 水をリレーで運んでいる乗組員のうちに話をしてい…

白という色

『白鯨』の今日読んだ箇所では、白という色が人に恐怖を与えることについての主人公の考えが述べられています。 それはいいとして、白が優越を示すということも記している中で、肌が白い人の優越についても述べているのが引っかかりました。主人公は、いわゆ…

強い思い

『白鯨』の今日読んだ箇所では、主人公が乗っている捕鯨船の船長が、モービィ・ディックと呼ばれる鯨に対する強い復讐心をどのように持つに至ったかが記されています。 船長はこの鯨を、ただ単に身体の一部の機能を奪われた相手というよりも、この世にある悪…

情報の伝わり方

『白鯨』の背景になっている時代は、19世紀の中頃のようですので、今とは全く異なります。 通信手段が充実してはいないため、ひとたび捕鯨船が航海に出ると、外部の人たちとの接触はとても少なくなります。そういう状況だからこそ、モービィ・ディックと呼ば…

「モービィ・ディック」

『白鯨』を読み進め、原題となっている「モービィ・ディック」という名が初めて出てきました。題名になっているからには、この名で呼ばれる白鯨が主人公なのかもしれません。 捕鯨船の船長は、この鯨から身体に被害を受けて、その復讐を望んでいることがわか…

見張り

『白鯨』の主人公が乗船している捕鯨船での生活が紹介されている中で、今日は檣(ほばしら)に上って行う見張りについての記述を読みました。 遠くにいても鯨を見つけられるようにという目的であるものの、主人公が記しているように、一人で考えにふけるチャ…

実力主義

『白鯨』の今日読んだ箇所では、主人公の友人を含む、捕鯨船の活動の中で重要な役割を担う3人の人物たちの食事の様子が描かれていました。 3人とも有色人種で、その人たちに白人の少年が給仕をしています。仕事に必要とされる力があれば、有色人種もある程度…

昇進の報い

『白鯨』の記述が描き出す捕鯨船での生活の様子は、なじみのない世界を見せてくれるとともに、自分の身近にもあるようなことがところを変えて起きているようなものもあります。 今日読んだ箇所には、一般の水夫ではない立場が上の人たちによる食事の場面があ…

イルカ

『白鯨』の中の鯨の種類に関する記述の最後に、数種類のイルカが出てきました。 これまで知らなかったのですが、少し調べたところ、イルカは鯨の一種であるということがわかりました。 鯨の種類についての解説はひとまず終わり、主人公が乗った捕鯨船でので…

鯨の種類

『白鯨』の今日読んだ箇所でも、鯨の種類についての記述が続いていました。 その中で、このブログの主の理解と違うように思うことが書かれていましたが、その後のところの注によるとやはり現在の説とは異なるようです。 当時考えられていたことが新たな発見…

鯨学

『白鯨』の主人公が乗った捕鯨船が南下を続けている中で、主人公は鯨学について述べ始めました。 この作品が書かれた頃には、鯨が哺乳類であることについて見解は一致していなかったようです。 そのような話題の後で、主人公は鯨の種類について体系的に分類…

エイハブ船長登場

『白鯨』を読んだことがなかったこのブログの主もエイハブ船長という名前は知っていました。ついにそのエイハブ船長が登場しました。 優れたリーダーだろうと想像しますが、これまで読んだところではただ威圧的な年老いた人のような印象を受けます。どういう…

仲間の乗組員たち

『白鯨』の主人公は、乗った捕鯨船が出帆した後、同じ船に乗り組んでいる仲間たちを紹介しています。 捕鯨は命がけの仕事だと思いますが、鯨や危険に対するそれぞれの人物の態度の違いがおもしろいと感じます。一つの目的のために集まったチームにどのような…

捕鯨に対する思い

『白鯨』の主人公が乗った捕鯨船が出帆しました。その船について多くの持分を所有している人物たちが水先案内として初めの方だけ乗船している様子から捕鯨に対する思いが感じられます。 乗った船が海に出た後で、主人公が捕鯨がいかに良いものであるかを記し…

出帆直前の様子

『白鯨』の主人公が乗組員になる捕鯨船の出帆が近づいています。3年の航海に備えるために、かなり大がかりな準備が必要とされます。 旅立ちの前に主人公は若干不安にさせるようなことを言われます。そういうことを聞いていなくてもトラブルがあっておかしく…

預言者

今日は『白鯨』の中の「預言者」という題のついた章を読みました。 聖書に登場する預言者と同じ名前の人物が主人公たちの前に突然現れて、気になることを言います。聖書では、主人公たちが乗る予定の捕鯨船の船長と同じ名前の王と、この章で主人公たちが出会…

好待遇

『白鯨』の主人公の友人は、その高潔な心や運動能力をすでに示していますが、その力を見せる場面がまたありました。 捕鯨船のオーナーがこの人物と契約をしたがって、主人公と比べてかなりの好待遇を提示したことから、その見せた力がどれほどであったかがわ…

好まれない名前

『白鯨』のある主要な登場人物には、聖書に出てくる邪悪な王と同じ名前がついています。好まれない名前であるはずですが、なぜそのように名付けられたかについて、ほかの人物の口から簡潔に説明がありました。 以前読んだ『ヤバい経済学』という本に、おかし…

配当

『白鯨』の主人公は、乗員になろうとする船を決めて、その意思表示をします。 乗船を認められて報酬の話になります。米国では捕鯨船の乗員の報酬は、成果があった場合に配当として与えられるようです。仮に成果がなくても食事は与えられるようですので、生活…

ナンタケット

『白鯨』の主人公とその友人は、ナンタケットという町に移動します。 ナンタケットとは見たことのある地名だと思ったら、ゼネラルエレクトリックのCEOだったジャック・ウェルチ氏の自叙伝に出てきてきていました。別荘を持っているようです。 現在は避暑地と…

新しい友人 その2

昨日の記事に書いた『白鯨』の主人公の新しい友人は、やはりかなり重要な役割を果たすことになりそうです。 今日読んだ箇所では、その人物の過去が紹介されました。心の面でも身体的な面でも優れたところを示す場面がその後に続きます。人種差別のようなこと…

新しい友人

『白鯨』の今日読んだ箇所では、主人公とある人物との関係が大きく近づきます。 互いにそれまでの背景がまったく異なる2人であることから、とても良く補い合うことができるのではないかと思います。この友人も主人公がしようとしている捕鯨船での仕事に一緒…

ヨナ書に関する説教

『白鯨』を読み進め、牧師による説教の場面を読みました。 聖書のヨナ書からの話で、ヨナ書の記述があっさりしているところについても想像を膨らませて話していて、ためになる指摘もある説教です。 聴衆が捕鯨船の関係者であるということで、鯨だとされてい…

説教壇

『白鯨』の主人公が入った礼拝堂の中にある説教壇について、見た目に関する記述がありました。 実在のものだということで、ウェブの検索をすると写真を見ることができました。このブログの主の想像力が足りないのでしょうが、写真で見たようなものはまったく…

危険な仕事

『白鯨』の主人公は、捕鯨船に乗る人たちが出発する前に行っていたという礼拝堂に行きます。著者のメルヴィルもそこに行ったことがあるそうです。 そこで示されているのは、捕鯨は命まで危険にさらすような職業である、ということです。そして、命を落とした…

未開の地の人

『白鯨』の主人公は、期せずして同じベッドで寝ることになった同室の客の行動に驚きます。 この同室の人物は、いわゆる未開の地の人として描かれていますが、この作品の背景になった時代に、実際にそういう人たちが米国にいたのでしょうか。それとも、筆者の…

同宿人

『白鯨』の主人公は、しかたなしに見知らぬ人と同宿することになります。 今日読んだ箇所では、主人公は先に横になっていて、同宿人が後から夜遅くに現れます。 この同宿人は、普通にいそうなアメリカ人ではなく、外国人のようです。偶像を拝んだりする様子…

宿屋の場面

『白鯨』の今読んでいるあたりでは、しばらく主人公(やはり「わたし」と称している語り手が主人公なのでしょう)が滞在している宿屋を舞台にした記述が続いています。 最近読んだ『城』にも宿屋の場面があったことを思い出しました。初めて行った地で訪れる…

洒落のきいた話

『白鯨』はひとつひとつの章が短めで、テンポよく話が進みます。そして、洒落のきいた表現がところどころに出てきます。 新潮文庫に収録されている田中西二郎氏の訳によるものを読んでいますが、こちらは注が充実しています。このブログの主はキリスト教徒で…

商船から捕鯨船へ

『白鯨』の語り手が船に乗ろうとするのは、人生をリセットしたいからではなく、それまでも水夫としての経験を重ねてきているようです。 商船で働いてきたこの人物が捕鯨船で働こうと思った動機は、鯨に心を引かれたからであるようです。現代のように鯨が動い…

海に出ること

『白鯨』は「わたし」による一人称の語りの形式で記述されています。読んだことがなくても名前は知っている重要な人物が出てくると思いますので、この語り手が主人公であると判断することはできません。 語り手が船に乗って海に出ようとするところから話が始…

メルヴィル『白鯨』

メルヴィルの『白鯨』を読み始めました。 読み始めたといっても、はじめの方は、鯨について書かれた昔の文献の引用が続いています。鯨が多くの文献で取り上げられていることがわかっておもしろいのですが、まだ話の内容には入っていけていません。

『ジャン・クリストフ』を読み終えました

『ジャン・クリストフ』を読み終えました。 主人公であるクリストフから記述が長い間外れて、クリストフ以外にも数人の登場人物についてかなり詳しい描写がありました。このブログの主の読み方が浅いせいかもしれませんが、その人物が登場しなくても話の展開…