2015-09-23から1日間の記事一覧
大学生になったということで主人公が新しい交流の場に顔を出す様子が『青年時代』の終わり近くで描かれています。舞踏会に参加して社交界にデビューしたり、クラスにいる別の貴族の家庭で開かれたクラスの一部の人だけが招かれる集まり(同級会)に参加した…
『青年時代』をもうすぐ読み終わりそうなこのタイミングで、これまで読んできた『幼年時代』、『少年時代』、『青年時代』というトルストイのいわゆる自伝三部作について簡単にまとめておきたいと思います。 それぞれ、1828年生まれのレフ・トルストイが…
今日読んだ箇所では、主人公が大学に入学してからの様子が描かれています。 当時のロシアでは皆がそうだったのか、トルストイが特にそうだったのかはわかりませんが、一緒に入学した人たちを社会的地位のようなもので最初から分けて見ていたことが記されてい…