3年目の世界文学全集への挑戦

40代既婚の男がふと思い立って世界文学全集に挑んでいます

2017-03-14から1日間の記事一覧

宿屋の場面

『白鯨』の今読んでいるあたりでは、しばらく主人公(やはり「わたし」と称している語り手が主人公なのでしょう)が滞在している宿屋を舞台にした記述が続いています。 最近読んだ『城』にも宿屋の場面があったことを思い出しました。初めて行った地で訪れる…

洒落のきいた話

『白鯨』はひとつひとつの章が短めで、テンポよく話が進みます。そして、洒落のきいた表現がところどころに出てきます。 新潮文庫に収録されている田中西二郎氏の訳によるものを読んでいますが、こちらは注が充実しています。このブログの主はキリスト教徒で…