3年目の世界文学全集への挑戦

40代既婚の男がふと思い立って世界文学全集に挑んでいます

重要と思われる人物

『レ・ミゼラブル』の中で、主人公以外に重要な役割を果たしそうな人物が取り上げられている場面を読みました。 人物といってもまだ子どもですが、たいへんな苦労をしている様子が描かれています。

消防車

今回は本とはは別の話題にします。 最近、息子を連れて消防署のそばに言っところ、整備中のためか、一台の消防車が歩道に少し頭の部分を出していました。息子が見たがったので近くで一緒に見ていたら、消防士と思われる方が、「消防車に乗りますか?」と問い…

母と母

『レ・ミゼラブル』を読み進めたところ、その前のピクニックの場面に登場した人物の一人が、その後しばらくたった状態で再度出てきます。 この人物は母親になっており、旅籠の主人の妻である別の母親との出会いの様子が描かれています。それぞれの子どもを加…

中日ドラゴンズの5連勝

今回は本とは別の話題にします。 このブログの主が応援している中日ドラゴンズが今季初めて5連勝をしました。 あくまでも印象ですが、ここ数年、特に後半戦で失速してきたような気がしています。今年は違う戦い方を見せてくれることを期待します。

ピクニックの終わり方

『レ・ミゼラブル』の若者たちのピクニックの場面は、意外な終わり方をしました。 それに動揺した登場人物もいるものの、ほかの人たちはそうでもなさそうです。感覚の違いというのでしょうか、200年ほど前のできごととして描かれていることでそのようなふう…

ピクニック

『レ・ミゼラブル』で若い男女のグループがピクニックをしている場面を読みました。 設定が1817年ということですから、200年ほど前です。経済的に豊かな人という設定で、しかもあえて楽しそうに描いているのでしょうが、何の悩みもなさそうな愉快そうな様子…

1817年

『レ・ミゼラブル』を読み進め、1817年に起きたことが記されている箇所にきました。 しばらくはその年がどのような年であったかに関する記述が続いています。ナポレオンによる統治があったり、王政復古があったりというように移り変わりのある時期であること…

盗みとその後

『レ・ミゼラブル』の主人公が銀の皿を盗む場面と、そのために捕らえられた後の場面を読みました。 冒頭に紹介されていた聖職者の言動が、主人公に大きな影響を与えています。この聖職者のような態度を持てたらすばらしいと思いますが、とても遠いところにい…

夜中の目覚め

『レ・ミゼラブル』の主人公が夜中に眠りから覚めた場面を読みました。眠りに入ることよりも、一度目覚めてから再び眠ることの方が難しい、と書かれていますが、そういうものでしょうか。 目覚めた後で眠れず、起きている間に見たものについて心の中で葛藤す…

前科者

『レ・ミゼラブル』の主人公が刑期を終えて出所した直後の様子を読みました。 刑務所にいたことがわかるような旅券を持ち歩かされ、それを見せることで前科があることがわかります。 前科者の再出発を妨げるような仕組みは、偏見に基づく差別を助長し、だれ…

海への転落

『レ・ミゼラブル』の主人公の生い立ちについて紹介があった後、船から海へと転落した人についての話が続きます。 社会から転落して省みてもらえない人の状態を描いているのだと思います。人が溺れそうになっていても、それまで乗っていた船はそのまま進んで…

社会の悪

『レ・ミゼラブル』を読み進めたところ、主人公が考えたこととして、前回の記事で書いたこのブログの主の考えに通じると思うようなことが記されていました。 それは、社会の悪ということです。弱い者が弱いままで悪事に手を染めるところまで行ってしまうこと…

生い立ち

『レ・ミゼラブル』で主人公の生い立ちが紹介されている箇所を読みました。 子どもの頃から不遇な生活をしていたようです。主人公だけではなく、その親族も苦しい生活を余儀なくされていたようであるのを見ると、個人の問題ではなく社会の問題であると考えま…

配慮

『レ・ミゼラブル』の主人公と聖職者とが一緒に食事をする場面を読みました。 聖職者にとっては、惨めな状態の主人公は自らの信じているものを伝えるチャンスであったところを、相手を恥じ入らせないための配慮からそうはしませんでした。 人を尊重する接し…

主人公の家への到着

『レ・ミゼラブル』の主人公が、冒頭に紹介された聖職者の住まいに入ってくる場面を読みました。 この聖職者が扉を開けたままにしているという背景が生きてきています。特に、その日は主人公の噂で特に厳重な戸締まりをすることが町での常識だったようです。

例の男

『レ・ミゼラブル』の主人公は、初めて訪れた町で食事と宿を求めながらも冷遇されます。 すでに何者であるかの噂が伝わっているようで、「例の男」呼ばわりされてさえいます。引き続き、その理由は明かされていません。

ジャン・ヴァルジャン登場

『レ・ミゼラブル』を読み進め、主人公のジャン・ヴァルジャンが登場してきました。 みすぼらしい姿として描かれています。そして、初めて訪れる町で今のところは冷たく扱われています。その理由はまだ示されていません。

瞑想の場

『レ・ミゼラブル』で紹介されている聖職者の日々の生活について描かれている箇所を読みました。 昼は畑を、夜は星空を見ながら、瞑想する時間を過ごしています。とても心を豊かにしてくれそうな信仰生活だと思い、うらやましい気がします。

孤独

『レ・ミゼラブル』で紹介されている聖職者は、その優れた性質のゆえに孤独を味わっているようです。 同じ聖職者であっても、世俗的な面でうまく立ち回っているならば、それにあやかろうとする人たちが近づいてくるようです。しかしながら、それが本来あるべ…

元国民公会議員

『レ・ミゼラブル』で紹介されている聖職者と、フランス革命のときに国民公会の議員であった人物とのやり取りを読みました。 『マリー・アントワネット』を最近読んだこともあり、革命勢力が行ったことの残虐性は認識しているものの、革命の動機には正当なも…

身近な人による証し

『レ・ミゼラブル』の冒頭で紹介されている人物について、妹がほかの人に宛てて書いた手紙を通じてその姿が描かれている箇所を読みました。 身近な人との間ではボロが出やすいと思いますが、それよりも、いかに優れた人物であるかを伝える内容になっています…

開かれた住まい

清貧

『レ・ミゼラブル』で、紹介されている聖職者の標準的な一日の過ごし方についての記述を読みました。 一言でいえば清貧というものが貫かれた生活です。精神的な満足と平安があるのではないかと想像します。

謙虚さ

『レ・ミゼラブル』で引き続きある聖職者についての記述を読み進めています。 その姿を見ながら、謙虚さが際立っていると感じました。聖書に謙虚さの重要性が説かれていますが、実際にはとても持つことが難しい性質です。 アンドリュー・マーレーの『謙遜』…

正しい人

『レ・ミゼラブル』はある聖職者についての記述から始まっています。 正しい人という描き方かされていますが、確かに正しい人です。モデルになった人物がいるようですが、どの程度が実話に基づいているのかはわかりません。こういう人物が身近にいたら幸いだ…

ユゴー『レ・ミゼラブル』

『レ・ミゼラブル』を読み始めました。 ミュージカルを見たことがありますので、話の展開をある程度は知っています。 ちくま文庫に収録されている西永良成氏の訳によるものを読んでいます。 冒頭は、主人公ではなく別の登場人物が中心になった記述です。

『王道』を読み終えました

『王道』を読み終えました。 このブログの主にとっては難解でした。心の思いの描写も、情景の描写も、文字をなぞりながらもつかめませんでした。普段もそれほどつかめていないのかもしれませんが、この作品についてはかなり難しいと感じました。

銃の使用

『王道』の主人公の同行者が銃を人に対して使用する場面を読みました。 この人物は、これまでに何度も同じようなことをしてきたのだと思います。それでも、過去にそういうことをしてきた人物として紹介されることと、実際にそのような行いをしていることが描…

戦闘

『王道』を読み進めたところ、それまでとは異なり、規模が大きそうな戦闘が行われるようになってきました。 主人公とその同行者はそれを遠くから見ていて直接加わってはいません。話が急に大きくなったという印象を受けます。

医師の診察

『王道』の主人公とその同行者は、包囲された地から移動して、白人の医師が一時的に滞在している地に着きます。そういう地からそれほど遠くないところにいるとは意外でした。 同行者に診察をしてもらうべき理由があってその医師の診察を受けますが、そのやり…