3年目の世界文学全集への挑戦

40代既婚の男がふと思い立って世界文学全集に挑んでいます

『怒りの葡萄』を読み終えました

『怒りの葡萄』を読み終えました。 残りのページ数を読み間違えていて、思ったよりも早く最後まで読みましたが、この人物が主人公だったのではないか、と考えるような結末でした。 困難によって個人が変わり、人と人との関係が変わる、というようなことを考…

洪水

『怒りの葡萄』の最近読んでいる箇所には主人公が登場しません。 主人公の家族が記述の中心なっています。降り続く雨のために川が氾濫するように、自然が猛威を振るう中で、人間にできることには限りがあります。 そのような中でも、ただ自然に任せきってし…

降り続く雨

『怒りの葡萄』を読み進め、かなり終わりは近づいてきました。 雨が降り続く日々の様子が描かれています。もともと生活基盤が脆弱である人たちにとって、そのような自然の猛威は命にも影響します。恐ろしい状況が描かれています。

綿の収穫

『怒りの葡萄』の今日読んだ箇所に、綿の収穫についての技術がありました。 収穫した重さで賃金が決まることになっています。仕事をしたい人たちがたくさん集まってきて、それほど時間をかけずに終わりました。賃金を払う側としては収穫の量で総額が決まるの…

新たな別れ

『怒りの葡萄』の今日読んだ箇所に、また新たな別れの場面がありました。 時代に押し流されることがなければもっと長く一緒に入られたはずの人たちの別れは残念です。通信手段が現在とは比べものにならないほどに未発達である時代に、互いに移動を繰り返すだ…

ふたりはひとりにまさる

『怒りの葡萄』の主人公が聖書の言葉を引用する場面を読みました。 主人公は熱心な信仰者ではなさそうですが、「ふたりはひとりにまさる」から始まる伝道の書の言葉を暗唱しています。 働く者たちの団結によって状況を変えられる、というのが主人公の考えで…

団結

「怒りの葡萄」を読み進めたところ、ある人物が団結することの大切さについて述べている箇所がありました。 団結すれば意見が通る可能性があるということを知った人物が団結を主導し、それがうまくいくと立場が危うくなる人たちがそれを抑えようとしています…

仕事探し

『怒りの葡萄』の主人公とその家族は、しばらく享受していた快適な環境での生活を後にして旅立ちます。その生活をしながらでは仕事が見つからず、快適ではあってもそのままでは生活していけないからというのがその理由です。 そして、実際に旅に出てから仕事…

怒りの葡萄

『怒りの葡萄』を読み進める中で、題名と同じ「怒りの葡萄」という表記が出てきました。 耕作の技術を身に付けて作物がたくさんできるようになっても、安くしか売れなければ、生活して行くことはできない、とのことです。安くしか売れない作物は、食べられな…

工作に対する警戒

『怒りの葡萄』を読み進めたところ、イベントに侵入して工作をしようとしている人たちを警戒して主人公などが動く場面になりました。 少しエンターテインメントらしい話の運び方になっていると思います。 このイベントはどういう結末になるでしょうか。

移住民の娯楽

『怒りの葡萄』の今日読んだ箇所では、西へと移住した人たちの娯楽が描かれていました。 話の上手な人が話をして周りの人たちがそれを聞いたり、ハーモニカなどの楽器を演奏できる人が演奏をしたり、といった様子が示されています。 食べるものがないほど貧…

自治のための委員会

『怒りの葡萄』の主人公たちが生活し始めた政府のテント村には、自治のための委員会のようなものがあります。 新たに加わってきたということで、様子を見たり施設の説明をしに来てくれる場面を読みました。 親切で善良らしい人たちですが、委員会での地位に…

気前の良い雇い主

『怒りの葡萄』の主人公は人からの紹介で仕事をしに行きます。 その仕事の雇い主はかなり気前の良い人物として描かれています。こういう人には繁栄してもらいたいと思います。しかしながら、この人物がどういう経緯でこのような好ましい姿勢で接してくれるか…

良い施設

『怒りの葡萄』の主人公たちは、一度腰を落ち着けたテント村を後にして別のところに向かいます。 その結果、設備が良く整っているだけでなく、警察によって追い出されることもないような場所に滞在できるようになります。 安心できるこのような場があること…

罪悪感

『怒りの葡萄』のある登場人物は過去にしたことから来る罪悪感に悩んでいます。 そのことについて人に聞いてもらいたい気持ちもありながら、実際にそうするには至っていません。罪はだれにでもあると言われても、自分の罪は特にひどいと思うことで、それも慰…

買い手市場

『怒りの葡萄』で描かれている社会では、労働力については圧倒的な買い手市場です。 少ない仕事に働きたい人たちが群がり、人を雇おうとする側は足元を見て買いたたく、という図式です。人を雇おうとする側は、保安官補と一緒に移動していることに見られるよ…

自動車の整備

『怒りの葡萄』には自動車の整備をする場面が時々出てきます。 筆者が好きなのか、読者に好きな人が多いことが想定されているのか、それともそういうことは関係ないのかはわかりませんが、少なくともこのブログの主にとっては出てくる名詞からよくわかりませ…

テント村での話

『怒りの葡萄』の主人公たちは、カリフォルニアに入ってから初めてテント村に入ります。 そこで聞いた話によると、保安官補に対しては物事がわかっていないかのように接するのが良いようです。物事がわかっている様子をしていると叩かれる、ということのよう…

移住民

『怒りの葡萄』のいま読んでいる文庫版は上下2巻に分かれており、その上巻を読み終えました。 上巻の最後で、カリフォルニアの住民とほかの州から移ってくる人たちとの衝突が描かれています。財産を持っている側が、財産を持っていない人たちを恐れている、…

過酷な旅

『怒りの葡萄』の主人公たちは、砂漠を中古の自動車で横断します。 記述としては、少し読んでいる間に横断し終えてしまいます。しかしながら、主人公たちと接した直後の地元の人たちの会話から、地元の人たちならばしないような旅であることが示されています…

招かれざる者

『怒りの葡萄』の主人公たちは、カリフォルニアに到着しますが、そこで冷たい扱い受けます。 招かれざる者として、元々の住民から差別的な言葉で呼ばれるようなことが起きます。自分たちの暮らしを新たに加わった人たちから乱されたくないということでしょう…

集会

『怒りの葡萄』を読み進めたところ、ある宗教の集会が行われる記述がありました。 日本にも進出していて、カルトだという評価もあるような宗教です。しかしながら、これまでに読んだ範囲では肯定的に描かれているように思います。

テント村

引き続き『怒りの葡萄』に描かれている、西へ移動する人たちの共同体についての記述を読みました。 「テント村」とされているその場は、滞在し続けることが想定されていない場です。そのため、生産活動はなく、持っているものを消費するだけです。目的地に着…

新たな共同体

『怒りの葡萄』の中で、西に向かって自動車で移動している人たちの共同体ができていく様子見読みました。 困っている者同士で助け合おうという姿勢は、この作品の中で既に見られるものです。それが指導者を持ったり、ルールができたりと、さらに共同体らしく…

「ボリシェヴィスキー」

『怒りの葡萄』の今日読んだ箇所に、主人公が、資産があるが故に人からお金を搾り取ろうとする人物と衝突する場面がありました。 その中で主人公は自分のことをボリシェヴィスキーだと言っています。注がついていて、ボリシェヴィキのことだとしていますが、…

不安を感じさせる話

『怒りの葡萄』の主人公たちはカリフォルニアに向かっていますが、その途中で、カリフォルニアから戻ってきたという人物から話を聞く場面を読みました。 期待していたことと違う話を聞かされ、ショックを受けた様子です。実際に何が事実なのかはわかりません…

自己憐憫

『怒りの葡萄』の今日読んだ箇所では、主人公が、ある自己憐憫は陥っている人物を叱責します。 実際に気の毒な状況はありますが、それが不利に働いているとしても、その他の手をつけられることについて努力していないことを指摘しています。 自分にあるそう…

家族が一緒にいること

『怒りの葡萄』の今日読んだ箇所では、主人公と家族がある決断を迫られます。 その中で、ほぼ全員が賛成した提案についてある人物が強硬に反対して、結論を覆します。家族が別々になって経済面では合理的と思われる道を取るという考え方よりも、家族が一緒に…

少しずつの思いやり

『怒りの葡萄』の記述が再び主人公たちから離れ、別の人たちの言動が記されている場面を読みました。アメリカらしいダイナーでの場面です。 ごく普通の、特に裕福なわけではない、そして特に善良そうなわけでもない人たちが、少しずつの思いやりを困窮してい…

「わたし」から「わたしたち」へ

『怒りの葡萄』にはところどころ登場人物から離れて筆者の考えらしきものだけが記されている箇所があります。 その中で、「わたし」が「わたしたち」に変わることについて書かれたところがありました。一人ではなく、同様の状態にある人が連帯することで、大…