2015-09-05 孤独の効用 日記 『少年時代』の今日読んだ箇所では、主人公が孤立を深めていきます。孤独裡の思索と観察が主な喜びとなって行った、というような記述がありました。その思索と観察が作家トルストイを生んだと考えると、孤独には効用があると思います。 孤立を深める理由の一つがフランス人の家庭教師だったようですが、その人を嫌っていることに関するくだりでフランス人一般を悪く書いていました。思い切ったことをするものだと思いましたが、現代も含めていつの時代も外国人を悪くいうのははやりの表現なのかもしれません。