3年目の世界文学全集への挑戦

40代既婚の男がふと思い立って世界文学全集に挑んでいます

友だちの友だちは・・・

 親戚への挨拶回りを終えた主人公は、親友に連れられてその親友の別荘に行きます。

 そこで親友の母をはじめ4人の女性と出会うのですが、そのうちの1人である親友の叔母が、自分たちの友だちの友だちは、自分たちの友だちである、というようなことを言っていました。

 日本人の多くにとって、聞いたことがあるような表現です。「笑っていいとも!」では、「友だちの友だちはみな友だちだ」と言っていたと思います。トルストイの『青年時代』に出てくるこの言葉とは関係なく番組の関係者が考えたのでしょうか。それとも、トルストイの言葉を参考にしたのでしょうか。Googleで少し検索した範囲では、そこにつながりがあるという説明は見当たりませんでした。

 いずれにしても、良い言葉だと思います。人がみなそのような思いをもって互いに接し合えば、世界はもっと良いところになることでしょう。まずは自分からです。