世界文学全集への挑戦、2年目に突入

40代既婚の男がふと思い立って世界文学全集に挑んでいます

興味深いキャラクター

 今日読んだ箇所では、主人公がほかの登場人物たちとゆっくりめに話している場面がありました。

 そのうちの一人は既婚の女性で、外見の面では魅力が乏しそうで、きつい性格のためか夫以外の複数の男性から悪く言われていました。ところが、飾らずに話をする中で、主人公からは好感を持たれたようです。不倫の関係になってほしくないので何らかの形で夫と別れた後で、そういう外見的に魅力があるわけでない女性と主人公が恋仲になったらおもしろいと思うのですが、そういうことにはならないでしょう。

 信頼できそうだという点が、主人公がこの女性に好感を持った理由のようです。これまで読んできた中で登場した人たちを単純に分類すると、目指す目標を実現したいから戦う人と、人を殺すことが楽しかったり戦利品を得たかったりするために戦う人とが、対照的に描かれているように思います。女性でありながら戦闘について的確に判断をしていたり、自分たちの戦いの意味を戦利品のような単純な利得とは別の高い意識をもってとらえているようであったり、といった点が、主人公にとっては戦場の中での力強い味方と感じられたのではないかと考えます。

 もう一人、主人公が信頼できると感じたように描かれている人物がいますが、その人については別の機会に考えたいと思います。