世界文学全集への挑戦、2年目に突入

40代既婚の男がふと思い立って世界文学全集に挑んでいます

『車輪の下で』を読み終えました

 今日、『車輪の下で』を読み終えました。

 もっと続くかと思っていたら、急転回に思えるようなエンディングでした。

 主人公が見習いとして働き始めて、職場で先輩に当たるもともとの親友やほかの先輩たちと一緒に楽しんでいる場面があり、ドイツの庶民の楽しみ方が垣間見られておもしろく読みました。そこからエンディングへとつながっていきます。

 親身になって主人公のことを考えてくれた人がいて助けてもらっていたものの、その人が言うようにまわりの大人にできたことはもっとあったのでしょう。人間はひとりひとり違って、それぞれに適した付き合い方をしてもらえれば大いに力になってもらうことができると思います。それはこの本の主人公のような少年に限らず大人でも同じです。人のことをよく知って、その人に合うように接することができる者になりたいと思います。

 光文社古典新訳文庫の新しい訳は親しみやすくて良かったです。ただ、裏表紙に書かれている紹介のところがネタばれというか主人公に何が起こるかがわかるようになってしまっていて、それは野暮だと思います。

 明日からはバックの『大地』を読む予定です。