海外留学
今日は、4巻に分かれて出版されている『大地』の第3巻の終わりから第4巻のはじめのあたりまでを読みました。
かなり急な展開で、三世代目の中心人物は、命の危険にさらされた後に海外へ留学に行きます。外国語に習熟していたというようなことはそれまでに言及されていなかったように思います。
留学先に向かっている場面から次の場面までの間に6年が経過していることになっていて、これまで読んだ範囲では定着できるまでの苦労のようなものは示されていません。
また、とても豊かな一族の一員ではありますが、物価の違いの関係で持って行ったお金の相対的な価値が下がってしまうことも想像されます。
外国語によるコミュニケーションの面と経済的な面が、特に留学当初に問題にならなかったのだろうか、という疑問を持ちました。