3年目の世界文学全集への挑戦

40代既婚の男がふと思い立って世界文学全集に挑んでいます

マンションの管理組合の総会

 今日は本ではない話題について書きます。

 最近、住んでいるマンションの管理組合の総会に出席しました。ある議題について、出席者の一人が良い問題提起をしてくれました。その意見は、適切に取り上げるならば、その議題について提案されていた原案どおりの可決ということにはならないようなものでした。しかしながら、その意見についての議論は進まず、原案のままで採決が行われて賛成多数で可決されました。

 このブログの主には迷いがありましたが、採決が行われるからには、賛成の意思表示をしていた欠席者や議長に委任していた欠席者の議決権を考えると原案の可決という結果は変わらないだろうとも思い、賛成しました。

 問題提起について事前に議長に伝わっていれば、それについて議論が展開されるような議事の進行を議長はしやすかったかもしれません。それでも、書面による議決権行使や委任によって採決の結果はおおむね決まってしまっていたと思われます。

 新しい提案が受け入れられるようになるには、実際に多くの人が会合に参加した上で活発な議論が行われることが必要なのだと思います。ですけれども、改善の余地があるがとてもひどいというわけでないという状態だと、なかなかそうはならないのでしょう。