親愛王または狂気王
『マルテの手記』の今日読んだ箇所では、シャルル6世というフランスの王の話が出てきます。
この人のことを少し調べてみました。遺伝によると言われる精神異常があったようですが、民衆から愛されてもいたようで、親愛王とも狂気王とも称されているということでした。キャサリンという娘がイングランドのヘンリー5世と結婚したこともわかりました。そこでこれまでの記憶とつながりました。
以前、シェイクスピア原作による『ヘンリー5世』という映画を見ましたが、その中でヘンリー5世が戦ったフランスの王がこのシャルル6世だったようです。この映画では精神異常があるような様子ではなかったように思います。キャサリン王女との結婚も描かれていました。
新しく知ることがこれまでの知識と関係していることがわかるのは楽しいことです。
ところで、昨日、ゲーテの作品を読んだことがないというようなことを書きましたが、『若きウェルテルの悩み』を読んだことがあることを思い出しました。