2016-02-04 フォークナー『八月の光』 日記 フォークナーの『八月の光』を読み始めました。 新潮文庫に収録されている加島祥造氏の訳によるものを読んでいます。 お腹に子を宿している女性がその子の父親を探して長い距離を旅しているところから話が始まっています。以前読んだ『果てしなき日々』という、同じく新潮文庫に収められている作品を思い出しました。その中では、主人公は暴力をふるう同棲相手から娘を連れて逃げていて、時代が違うので交通機関も違いますが、農村地帯での長距離の移動というのはアメリカの小説らしいと感じます。