3年目の世界文学全集への挑戦

40代既婚の男がふと思い立って世界文学全集に挑んでいます

難しい生い立ち

 『八月の光』の今日読んだ箇所では、昨日触れた事件が起こる前の時間の様子についての記述がありました。それから、その事件に関わった登場人物の幼い頃のことであると思われる話にさかのぼります。

 その人物は黒人と白人の混血であることで差別を受けているように描かれています。子どもに関する記述がこの人物の過去のことであるとすると、孤児として施設で育ったようです。その後、ウイスキーの密売で大きな利益を上げるようになります。当時、実際にそういうような人はいたのでしょうか。

 知らないことだらけではありますが、そういえば、禁酒法があった時代のアメリカのこともよく知らないことに気づきました。いつ頃かさえわかっていませんでした。