『風と共に去りぬ』を読み進め、主要人物であるスカーレットとレットがスカーレットが滞在している家の外で話し合う箇所を読みました。
レットから好いている思いが伝えられます。ただし、好きだけれど愛してはいないと言ったり、さらに相変わらず失礼なことを言ったり、単純な告白ではありません。そして、すんなりと関係が発展するわけでもありません。
人々がアトランタを離れて明かりが減っていて、互いに相手の顔が見えづらい場での会話として描かれています。この時代の暗さは今よりも暗かっただろうと想像すると、伝わってくるものが深まる気がします。