主人公の義妹による出産の接近
『風と共に去りぬ』の今日読んだ箇所では、主人公であるスカーレットの義理の妹が出産がしそうになっているにもかかわらず、スカーレットが医師や年上の女性の助けを得られずに右往左往する様子が描かれています。
妊婦の身体が華奢だったり、近い場所で戦闘が行われていたり、ということで緊迫した場面です。そして、医師は戦闘で負傷した人たちのための手当てを優先して来てくれません。スカーレット自身が出産をしたことについてはあっさりと書かれていたのと対照的です。
現代の日本では、出産の際に母親が亡くなることは減っていると思いますが、南北戦争の時代のアメリカでは母体にかなり危険があったと思います。
南北戦争の終わり方とともにこちらも気になります。