『
風と共に去りぬ』の中で、
南北戦争が終わって南部の敗戦が決まるところまで読みました。
当時の伝達手段はそれほど発達しておらず、戦争のためにさらに脆弱になって、その情報が主人公に伝わるには数週間かかったようです。
アトランタが陥落したり、
アトランタよりも奥にある主人公の家が北軍の兵士に掠奪されたりした後でも、すぐには戦争が終結しなかったように描かれています。敗色が濃厚な中でも抵抗を続けたことで被害が大きくなったように読めます。
主人公だけでなく、南部のすべての人たちにとって、敗戦によって新たな生活が始まったのだと思います。