『風と共に去りぬ』の主人公は、ビジネスを買って夫にさえ手を出させずにそれを経営するという当時の女性としては特異な行動をするように描かれています。
その主人公でも入っていかない男の領域があることが今日読んだところで示されていました。それは、自分たちの国(北部側に降伏した南部側)を守るために戦うことです。ほかの面では軟弱そうに描かれている人物でも、そのことについては仲間の男性と一緒に強い確信をもって行動しているようで、主人公が驚くほどです。
それだけ自分たちの住む地を愛し、そして女性たちを守ることを役割として心得ている、ということのようです。