3年目の世界文学全集への挑戦

40代既婚の男がふと思い立って世界文学全集に挑んでいます

罪悪感

 5巻に分かれている『風と共に去りぬ』の5巻目を読み始めました。作品としての区切りたしては第4部の続きです。
 主人公以外の人たちの会話が続く、この作品にはあまりない記述がありました。
 それに続いて、主人公が、自分のしたことの悪い結果を見て罪悪感を感じる様子が描かれています。その罪悪感についてある登場人物が、したことが良くなかったことを悔いているのか、死後の裁きを恐れているのか、というところに切り込みます。この人の言っていることのすべてに賛同はできませんが、この問いかけは本質をついている気がして、考えさせられます。