『ジェーン・エア』を読み進めて、主人公が不遇の日々を送っている理由がわかってきました。
両親が亡くなって、母親の兄の家で育てられることになった後にその伯父が亡くなり、血のつながりがない人たちだけの家族の中で生活するようになったようです。必ずしもそれで不遇になるとは限りませんが、この作品の設定ではそのようになっているようです。
以前読んだ、同じく英国のディケンズによる『大いなる遺産』に似ていると思いましたが、よく覚えていなかったので確認したところ、あの作品では主人公は姉夫婦に育てられていたことがわかりました。血縁がない伯母の家の方が状況として厳しそうです。