『魔の山』の最後の章になって、新たに目立つ人物が登場しました。
魁偉な人物と評される人で、かなり影響力のある人として描かれています。主人公が滞在しているサナトリウムに女性と一緒に来ているものの結核ではないようです。経済的に豊かな人で、まわりの人に飲み物や食べ物を振る舞います。医療施設にいるにもかかわらず、宴会のようなことを始めます。
主人公にとっては学ぶところのある存在であるようです。それまでにも主人公に影響を与えようとした人がいましたが、この人物はそれ以上に影響を及ぼしそうです。結末に向かって何が起こるでしょうか。