3年目の世界文学全集への挑戦

40代既婚の男がふと思い立って世界文学全集に挑んでいます

癲癇の発作

 『白痴』の主人公は癲癇持ちであることがはじめのあたりで紹介されていますが、今日読んだ箇所で初めて発作の様子が描かれています。
 実際に経験したか、経験者から聞いたかして書いたのかと思いましたが、ドストエフスキーが癲癇に悩まされていたことを初めて知りました。
 発作のために主人公は、ある人から害を加えようとされていながらもその手から逃れることができました。話の運び方がうまいと感じます。