2016-08-04 プーシキンの詩 『白痴』の今日読んだ箇所では、ある登場人物がプーシキンの詩を朗読する場面がありました。 その詩の中で人の名前のイニシアルのところを、自分たちに関係がある人物の名前に変えていたところがポイントで、気づく人は気づいて、気づかない人は気づかない、という結果になります。 プーシキンという名前は知っていても作品を読んだことがないこのブログの主にとっては、ドストエフスキーの作品でこういう取扱いを受けることに、その偉大さを認識させられます。