『南回帰線』でのキリスト教の信仰に関する話は昨日の記事で書いた牧師の話で終わりかと思っていたら、また別の人が出てきました。
今度の人も肯定的には描かれておらず、狂信者ととらえられるほど現実から離れてしまったような人です。生気に満ちていて、歓喜を知っている、とされていますが、高く評価している様子ではありません。70年以上前の米国ですから、宗教的な生活をしている人は現在以上にたくさんいただろうと思います。昨日の記事の牧師のような人は現実にけっこういたのではないかと思いますが、狂信者のように描かれているこの人のモデルになるような人もまた実際によく見られたのでしょうか。