3年目の世界文学全集への挑戦

40代既婚の男がふと思い立って世界文学全集に挑んでいます

ブルックリンのユダヤ人街

『南回帰線』を読み進める中で、ニューヨークのブルックリンのユダヤ人街についての記述がありました。
 ニューヨークに行ったとき、ブルックリンに住んでいる友人の家に泊めてもらったことがあります。その家の近所にユダヤ人街があって、そこを歩くと、黒い服を着て黒い帽子をかぶった正統派のユダヤ教徒と思われる人たちがたくさんいました。後にイスラエルに行って、そこでもそのような人たちを見かけましたが、初めて見たのはブルックリンででした。大都市にいながらまわりと同化せずに独自の様式で生活することには苦労があるのではないかと想像します。
 自分の経験につながる記述に、過去のことを思い出させてもらえました。