3年目の世界文学全集への挑戦

40代既婚の男がふと思い立って世界文学全集に挑んでいます

恐怖

 『ジャン・クリストフ』の今日読んだ箇所では、主人公がさまざまなものを恐れる様子が描かれていました。子どもの頃のことですので、実際に身の危険があって怖がっているわけではないのですが、子どもの感じそうな恐怖がうまく記されています。
 子どもという存在をよく観察していたためか、ただ頭の中の想像から生まれたものなのかはわかりませんが、恐れる様子が活き活きと描かれていて、おもしろい記述だと思います。