3年目の世界文学全集への挑戦

40代既婚の男がふと思い立って世界文学全集に挑んでいます

新しい友人

 『ジャン・クリストフ』を読み進め、4巻のうち3巻目に入りました。
 2巻目の終わりあたりで、主人公であるクリストフにとって特別な友人になりそうな人物との出会いがありました。そして、3巻目の冒頭では、その人物について詳しく紹介されています。
 この作品では、主人公との関わりが深くなる人について過去にさかのぼって取り上げることがしばしばあり、それが特徴の一つです。クリストフと出会うにいたるまでの経歴を紹介することで、クリストフとの接し方の背景を示してくれています。