投票に対する考え方
『ジャン・クリストフ』の最近読んでいる箇所では、革命思想も含めて政治的な考え方についての記述が続いています。
当時のフランスの政治の情勢に関して知らないこのブログの主にとってはわかりづらい内容ですが、ある登場人物の言っていることはわかりました。
その人物は、まだ若いとはいえ、一度も選挙の投票に行ったことがないと言います。それは、立候補している人たちは当選するとそれまで言っていたことと違うことをするし、そういう人の片棒を担ぐことはしたくない、という考えによるようです。
投票に行かないという結論には賛同しかねますが、考え方として理解できます。こうした残念な状況は、時代と場所を超えてさまざまなところであったのでしょう。