3年目の世界文学全集への挑戦

40代既婚の男がふと思い立って世界文学全集に挑んでいます

詩集の著者

 『ジャン・クリストフ』の主人公であるクリストフは、本屋で詩集を手にして読み始め、それを買って持ち帰って読み、その後で著者を探し当てて直接会います。
 その著者はクリストフがもともと知っている人物でした。この人物の再登場は意外でしたが、考えてみるとそうなることになっていく伏線がありました。単純に二人が親しくはなれないところが残念です。それでも、この人物が話から姿を消したままでいなかったことは良かったと思います。