年齢のとらえ方
『ジャン・クリストフ』を読み進め、かなり終わりに近づいてきました。主人公であるクリストフの年齢は示されていないのですが、それほど高齢だとは思いません。ですけれども、後に続く世代との違いが描かれてもいます。
この作品の背景となっている時代のヨーロッパと現代の日本とでは同じ年齢層の人の位置のとらえ方が異なるという面があると思います。日本でも人生50年という言葉があるように、今とは生きるとされている長さが異なっていた時代があります。
感覚の違いといえば、このブログの主が以前仕事で関わった組織に青年部というものがありましたが、そこでは50歳で卒業することとなっていました。名称から受ける年代のイメージとはかなり違います。