3年目の世界文学全集への挑戦

40代既婚の男がふと思い立って世界文学全集に挑んでいます

再会

 『ジャン・クリストフ』が終わりに近づく中で、しばらく前に登場していた人たちが再び主人公であるクリストフの前に姿を現すことが続いています。クリストフがしばらく離れていたパリを再び訪ねることがそれにつながっています。
 今日読んだ箇所で描かれていたのは、クリストフにとって以前から知ってはいたものの相互のコミュニケーションが多くはなかった人との再会です。相手との関係を考えると、特にクリストフにとって感動的な出会いだったのではないかと思います。