『ジャン・クリストフ』を読み終えました
『ジャン・クリストフ』を読み終えました。
主人公であるクリストフから記述が長い間外れて、クリストフ以外にも数人の登場人物についてかなり詳しい描写がありました。このブログの主の読み方が浅いせいかもしれませんが、その人物が登場しなくても話の展開に影響はないのではないかと思うような人についても、心に残る描き方がされているところがありました。
クリストフよりも年上だったり、クリストフよりも年下だったりする人たちが登場して、クリストフを中心に幅広い年代の人物が登場する作品でした。
クリストフが天才として描かれているために共感しにくい気がしましたが、クリストフをはじめ、精一杯生きる人たちの姿に励まされました。
次は『白鯨』を読むつもりです。