世界文学全集への挑戦、2年目に突入

40代既婚の男がふと思い立って世界文学全集に挑んでいます

昇進の報い

 『白鯨』の記述が描き出す捕鯨船での生活の様子は、なじみのない世界を見せてくれるとともに、自分の身近にもあるようなことがところを変えて起きているようなものもあります。
 今日読んだ箇所には、一般の水夫ではない立場が上の人たちによる食事の場面がありました。かなり上位の乗組員は船長と一緒に食事をしますが、席に着く早さと席を立つ遅さとがいずれも上から順になっていることから、その中で序列が低い人は落ち着いて食事をできずにいます。
 その人たちの食事が終わった後、次に上位の乗組員たちが食事をするときには、気にする相手がいないことから自由に振る舞えるようになっています。
 最も上位の人の中の最下位の人が最も不自由な動き方をしている様子は、このブログの主にとって身近な状況を思い出させます。