3年目の世界文学全集への挑戦

40代既婚の男がふと思い立って世界文学全集に挑んでいます

競漕

 『白鯨』の主人公が乗った捕鯨船がドイツの捕鯨船と交流をした後、近くに鯨がいたことから、同じ獲物を狙って争うことになりました。
 ボートを漕ぐので、競漕です。この時代は、エンジンがついたボートを使っていたわけではないことから、乗組員がいかにオールを使って漕げるかが重要です。体力の勝負の時代だったのだと思います。
 その後、エンジンがついたボートを使うようになったでしょうから、より多くの鯨が捕らえられるようになったのだろうと想像します。