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世界文学全集への挑戦、2年目に突入

40代既婚の男がふと思い立って世界文学全集に挑んでいます

捕らえた鯨の所有権

 捕らえた鯨は大きな財産であり、その所有権を保持できるかどうかにはとても重大な意味があると思います。『白鯨』では、捕らえた鯨はだれのものであるかについて、しばらく記述が続いていました。たとえば、鯨に銛を打った捕鯨船と最後にその鯨を捕らえた捕鯨船とが異なる場合に判断が必要になります。
 そのほか、英国の古い法律が紹介されていました。それによると、どのような場合でも捕らえられた鯨はある地位の権力者のものになるとされています。一部が上納されるのではなく、全部が権力者の所有になるならば、危険を冒して鯨を捕る人はいなくなることでしょう。