3年目の世界文学全集への挑戦

40代既婚の男がふと思い立って世界文学全集に挑んでいます

若き日のゲーテ

 『マリー・アントワネット』では、9ネットの結婚に向けての記述が続いていますが、その中で興味を引く登場人物がいました。
 この人物は、マリー・アントワネットの結婚のために造られた施設に飾られた芸術作品に、ほかの人たちが見いださなかった否定的な意味を見つけ出します。
 天才的な人物として描かれているこの人は、若き日のゲーテでした。意外な人物の登場が当時の背景に垣間見させてくれて、おもしろいと思います。