楽しみの目的化
『マリー・アントワネット』の記述は、ルイ16世から再びマリー・アントワネットが中心になります。
考えることを好まず、楽しみを求めて常に動いており、落ち着きがなかったり、思慮に欠けていたりするようです。楽しみはもちろん役に立ちますが、それが目的になるとおかしくなるでしょう。
夫であるルイ16世が夫婦間でリーダーシップを取っていればうまくいったのかもしれませんが、実際にはマリー・アントワネットに引きずられていたようです。
2人の間はそれなりにうまくいっていたようですが、国王夫妻としては良い組み合わせではなさそうです。