3年目の世界文学全集への挑戦

40代既婚の男がふと思い立って世界文学全集に挑んでいます

楽しみの目的化

 『マリー・アントワネット』の記述は、ルイ16世から再びマリー・アントワネットが中心になります。
 考えることを好まず、楽しみを求めて常に動いており、落ち着きがなかったり、思慮に欠けていたりするようです。楽しみはもちろん役に立ちますが、それが目的になるとおかしくなるでしょう。
 夫であるルイ16世が夫婦間でリーダーシップを取っていればうまくいったのかもしれませんが、実際にはマリー・アントワネットに引きずられていたようです。
 2人の間はそれなりにうまくいっていたようですが、国王夫妻としては良い組み合わせではなさそうです。