3年目の世界文学全集への挑戦

40代既婚の男がふと思い立って世界文学全集に挑んでいます

『フィガロの結婚』

 『マリー・アントワネット』の中で、『フィガロの結婚』の上演を巡る攻防の様子が紹介されていました。
 貴族を風刺する、当時の体制にとって不都合な芝居が王の反対にもかかわらず上演されたことは、王の権威が落ちてきていることを示すできごとだったようです。そこに王妃であるマリー・アントワネットが関わっているというのは皮肉でもあり愚かでもあるように思います。
 『フィガロの結婚』は有名なので、このブログの主でも名前は知っていましたが、歴史上そういう役割を演じたことは初めて知りました。