3年目の世界文学全集への挑戦

40代既婚の男がふと思い立って世界文学全集に挑んでいます

出産

 『居酒屋』の今日読んだ箇所で、主人公が出産をしました。
 陣痛があってもギリギリまで働いて、産婆を呼んでもらってはいるものの到着したのは出産後です。かなり無理をしていると受け止めましたが、この作品の背景になっている時代の庶民としては特異なことでもないのでしょうか。そうだとしたら、女性に対して、そして新しい生命に対して、冷たい社会だと思います。