2018-05-05 故郷を離れない人物 『怒りの葡萄』の主人公が、昔からの知り合いと再会する場面を読みました。 この知り合いは、ほかの人たちが生まれ育った地を離れても、一人でその地に留まり続けています。さまざまな思い出がある地を離れることは、経済的に合理的でなくてもできない、ということのようです。その地を離れた方が楽に生活できると知っているようですが、それでもそうしない、ということで、これは理屈の問題ではなさそうです。