3年目の世界文学全集への挑戦

40代既婚の男がふと思い立って世界文学全集に挑んでいます

「ボリシェヴィスキー」

 『怒りの葡萄』の今日読んだ箇所に、主人公が、資産があるが故に人からお金を搾り取ろうとする人物と衝突する場面がありました。
 その中で主人公は自分のことをボリシェヴィスキーだと言っています。注がついていて、ボリシェヴィキのことだとしていますが、資産がある人に少し楯突くだけで共産主義者だと言われるような風潮が当時の米国にあったことを示しているのかもしれません。