文庫で4巻になっている『大地』の第2巻の終わりに近づく中で、ある登場人物が裏切りにあっていることが明らかになります。
第3巻の背表紙の説明を少し見たときに裏切りについて言及されていたので、だれかはわからないまでもそういうことがあることはわかってしまっていました。
裏切られた人物は、かなり脇が甘いというか無防備でした。よくわかっている人から見れば警戒すべきであるにもかかわらず、何が起きているかを知るまでに時間がかかってしまいます。
最近、自らの油断に気づかざるを得ない状況があったので、自分も気をつけた方が良いということを改めて考えました。