3年目の世界文学全集への挑戦

40代既婚の男がふと思い立って世界文学全集に挑んでいます

不可解な言動の理由

 昨日も書いたとおり、『狭き門』の主人公は、その愛する女性との関係について戸惑いがあるように思います。そして、思い悩んでもいそうです。

 今日読み進めながら、かつて読んだ、同じく海外の小説のことを思い出しました。ネタばれを避けるためにその小説を明示することはしませんが、同じような展開になるならば、一見不可解な主人公の愛する女性の言動にも理由があることを理解できる気がします。もっと早くそのことに思い至ってもよかったと考えましたが、そう考えるようになってすぐ後で話が大きく展開しました。

 急激な状況の変化がありましたが、今日読んだあたりの記述によれば、先ほど触れた不可解な言動の理由が明らかになるのは、さらにある程度先に進んでからになりそうです。