3年目の世界文学全集への挑戦

40代既婚の男がふと思い立って世界文学全集に挑んでいます

レントゲン写真の撮影

 『魔の山』の今日読んだ箇所に、主人公がレントゲン写真を撮ってもらう場面がありました。
 二十代で生まれて初めてのレントゲン写真のようです。自分の身体を透視することにちょっとした衝撃を受けている様子です。
 自分がいつ初めてレントゲン写真を撮ってもらったかも、最初に見たときの感想も覚えていません。慣れてしまえば何とも思わなくなってしまいますが、目に見えない身体の中が写真で見えるのは、考えてみれば不思議なことであると思います。