『魔の山』の主人公は、あるときに思い立ってスキーを始めます。 雪がよく降る土地で、しかも雪がさらに多く降っている年という設定です。
ボブスレーの競技をする場所が近くにあるようですが、スキーをする人があまりいないところを選んで滑ることは可能であるようです。
100年弱前の作品であることから、スキーの用具は最近のものとはかなり使いやすさが違ったのではないかと想像します。その面では現代よりも滑りづらそうですが、ほかの人が行かないようなところの新雪の上を滑るのは気持ち良いことでしょう。
あまりに人が来なさそうで、人がそばにいないとまずいようなことが起こらないか心配である気もします。