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世界文学全集への挑戦、2年目に突入

40代既婚の男がふと思い立って世界文学全集に挑んでいます

中にいるが属していない

 『南回帰線』の主人公は、米国の国民として、商品に需要があって忙しい会社の社員として、家族の中の夫や父として、そしてほかの共同体にも一員として存在しています。しかしながら、どこでもまわりの人と一体感を感じられていないようです。
 中にいるけれども属していない、という感覚ではないかと思います。それはこのブログの主も、ある場については感じるものです。好ましい共同体に帰属することは安心感を与えてくれますが、必ずしもそういう共同体の中にいられるとは限りません。そのような場にいられることは幸いであると思います。