3年目の世界文学全集への挑戦

40代既婚の男がふと思い立って世界文学全集に挑んでいます

できることをする

 『ジャン・クリストフ』の主人公は、苦しい日々を過ごす中で、かつて助けを受けていた親戚と話をします。この親戚の助言にはいくつかポイントがあったと思いますが、その中の一つが、できることをする、ということでした。
 その時その時にできることをする、というのは当たり前のように思われますが、自らを振り返ってみると、できていません。できることよりも安易な方に流れるというのでしょうか、できるはずのことをせずに時が過ぎていくことがよくあります。そのことに気づかせてもらいました。