3年目の世界文学全集への挑戦

40代既婚の男がふと思い立って世界文学全集に挑んでいます

私の国へいらっしゃいよ

 『ジャン・クリストフ』の主人公は、フランス人の女友達と話す中で、ドイツの人間関係の煩わしさについて意見が一致します。それから、パリー(パリについてこう書かれています)のすばらしさを聞かされます。ここのところは、この女性が前の日には自分の生活の不満をこぼしていたのも忘れて話していて、パリに対する思い入れのようなものを感じます。
 主人公は、自分の国にいらっしゃいと誘いを受けます。近いうちにそれは実現するのでしょう。