3年目の世界文学全集への挑戦

40代既婚の男がふと思い立って世界文学全集に挑んでいます

上辺だけの関係と親密な関係

 『ジャン・クリストフ』の主人公のクリストフはパリで親しい友人を作ることなく過ごしていた様子ですが、ある女性との間では親密さが増してきています。
 その女性にとっては、クリストフが率直に話すことが気に入っているようです。パリの人たちの通常のつき合いは、極端な描き方をしているような気もしますが、かなり上辺だけのものであるとされています。現代の日本、というか少なくとも東京は似たところがあると思います。このブログの主もその部類に属すると自覚しています。