貧しい生活
『ジャン・クリストフ』の今日読んだ箇所でも、主人公ではない人たちについての記述が続いています。両親を亡くした姉と弟の話です。
このきょうだいは貧しく、姉は弟が安定した生活をできるような学歴を身につけられるように献身します。貧しいという設定なのですが、住んでいる部屋のことが気になりました。同じ部屋で寝るのではなく、薄いとはいえ壁があって隔てられている別々の部屋で寝ています。
現代でも同様ですが、住む場所があるにしても同じスペースに複数の人たちが寝るような生活は世界中で珍しくないと思います。